アルプスからの水が流れる梓川。
その河原は石と砂でおおわれています。子供の頃の多摩川の記憶でもそうでした。
ここでは大雨の時に周辺の山々から大量の石や砂が流れ、河床をおおうとともに、川の流れを変えていきます。人家や農地のない地域では川があっちにいったりこっちにいったりしてもいいのですが、人家や農地がある地域ではどうしても護岸工事などにより、流路の安定策が必要になります。
上高地名物のケショウヤナギはなにもない氾濫原にいち早く生え、しばらくすると他の植物に取って代わられる運命にあります。
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田代橋から見た焼岳 |