上高地の水辺−6     2002/12 2004/4改訂

上高地の公共下水道施設平面図 


建物のある区域から下水処理場まで地下に下水管が埋められています(図中の点線がそのルート)

上高地の下水道
 
昭和63年度から建設を開始し、平成4年に運転が開始されました。 
 多数の人々が訪れるバスターミナル、ビジターセンターや宿泊施設からの下水が処理の対象です。
 下水の量は、誰もいない冬はゼロ、観光客の殺到するシーズンには急激に増えます。このように負荷変動の激しい下水は下水処理場として運転管理されないと、汚れの垂れ流しになってしまいます。
 ここでは排水は下水処理場である上高地浄化センターに送られ、微生物の働きにより処理され、環境に対する負荷を大幅に軽減させています。
 観光シーズンには一日1400m3/日の下水が処理されます。その量は5千人の市街地に匹敵します。下水道がなかったらとてもこの環境は維持できません。

秋の梓川      
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処理方式:回分式活性汚泥法

安曇村役場から資料をいただきました