インクライン

線路は複線で、広い軌条幅です。向こうに小さく台車が写っています。
 

蹴上で疏水下流と上流の水位差は35mあります。この水位差を使って発電事業が行われました。

インクラインは船をケーブルカーのように引っ張り上げたりおろしたりする目的で作られました。延長は532mで1/15の勾配の坂になっています。船はレールを走る台車に載せられて上げ下げされました。