野火止用水
(東京都・埼玉県)
   2001.7.23改訂
江戸時代に飲み水確保と近隣の開墾
地拡大を目的に、玉川上水から分水し
て引かれたものです。長さが25kmも
あります。流域の宅地化によっていつ
のまにかどぶ川になってしまい、多摩
川からの水の供給も途絶え、流れも
止まってしまいました。
野火止用水を復活させようという声が強ま
り、散策路の整備など水路周辺の整備と、
多摩川流域下水道の高度処理水の導水
事業が行われ、復活しました。
そのルートは東大和市から東村山市を通
り、清瀬市と東久留米市の境目を通過し
て新座市に至り、平林寺の横を流れてい
く長いものです。

写真は平林寺から上流への散策路で撮
ったものです。
掘り割りで作った関越自動車道では珍し
い水路橋
で高速道路の上を渡っています。

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