多摩川の流れの変化
平均的な流れとして多摩川をとらえてみました。
多摩川の流量を上流から示しています。青梅あたりで毎秒10トンあったのが水道水源として大半の流れを取水され2トンまで減った後次第に増えて行きますが、支流の他に下水処理水が大きな要素を占めるようになります。濃い青は下水処理水の量を示しています。下流部の毎秒9トンのうち下水処理水は6割くらいです。このように多摩川の流れは大都市に水を取られて、自然の状態から相当違ったものになっています。
 川の流量は雨の降り方によって相当変わり、平均的なものをだしにくいのですが、こんな感じでないかと考え、図にしてみました。