旧安田庭園-1  2017.7(撮影2016.9)  |1|   
雪見登楼
 小島の浮かぶ心字池を老樹と散策路が囲む構成。雪見灯篭が配置されている。
ここは江戸時代、常陸笠間藩本庄氏の下屋敷があったところで、1701年(元禄4年)にこの地を拝領した本庄因幡守宗資が大名庭園を築造したと伝えられる。
 安政(1854-1860)年間に潮入り回遊式庭園として整備。
明治になり安田財閥が所有し1922年に東京市に寄贈された。関東大震災で損壊し、復旧。

 

 


石橋で
かつては隅田川の水を取り入れ、隅田川の干満を利用し、眺めの変化を鑑賞する庭園であった。 隅田川の水質汚濁が進み、直接の接続は停止された。現在は、園北側の地下貯水槽(貯水量約800トン)を利用し、ポンプにて人工的に潮入が再現されている。