エルブロンク運河のインクライン-1 |1|2|3|4|5|6| Kanał Elbląski |
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インクライン
JELENIEインクライン。船を台車に乗せ、ケーブルカーのようにワイアーで引っ張って上げ下げする装置。ここには5カ所のインクラインがあり、写真は船を降ろしているところ。北から2箇所目のインクライン。
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運河の図面 ガイドブックから
運河はプロイセン国王の命により、ドイツ技術者Georg Steenkeが1825年から1844年にかけて設計し、完成したのは1860年。
運河はドルジ湖DrużnoとDrwęca川、ドルペンツキ湖Jeziorak Drwęckieを結び全長80.5km。その北は海に、南は東西に延びる運河につながっていた。
運河にはインクライン5カ所、閘門2カ所。
インクラインという言葉ですが、ちょっと変に感じます。ガイドブックではskipwayとしていましたが、標準的な英語でないようで、inclined
planeというような単語らしい。それで日本ではインクラインという言葉を当てはめたと思われる。
運河は木材輸送など目的にしていたが完成時期が遅く、鉄道の普及があってあまり使われなかったよう。しかしこうして遺産として残っているのはありがたい。
インクラインの観光船客は結構多く、運営も良さそう。上の写真は船から下りて、バスの駐車場に歩きかけたとき後ろを見たらもう次の船が降りてきていて撮ったもの。
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