岬の尾根
標高20mくらいのところに津波で打ち上げられた大石が所々に。1771年の八重山(明和)地震津波で崖が破壊されて流されたものらしい。記録では津波高は85mもあったとされるが、30m程度でないかといわれている。これだけの大石を動かしたのだからひどかったと想像できる。大石の移動はもっと以前の津波によるものという説もある。
こういう痕跡があるのが、宮古島と120km西の石垣島。津波は中間の南のすぐ近くの狭い場所で発生したために、近くでは大変な高さになるが、離れると減衰したのでないのだろうか。海溝型地震と想定され、揺れによる被害がなかったので、海底地すべりで大きな津波が発生したらしい。
この地域では150-600年周期で大規模津波が発生するらしい。 |
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