敷網などによるアサリ稚貝保護育成に関する発表 シンポジウム「里海保全の最前線」 2020/2/8 東京大学大講堂 全国漁業協同組合連合会 全国内水面漁業協同組合連合会 ○活動報告 「豊かな干潟の持続をめざして」 熊本県八代市 鏡町アサリ活動組織 干潟で激減したアサリ復活のため、一部で目合9mmの敷網を設置。 殻長13mm以上のアサリは網の内側しかいなかった。網の設置により生産量がある程度復活。 網の維持管理など課題もある。 ○ポスター発表 「地域で取り組む干潟環境の保全」 愛知県蒲郡市漁業環境保全協議会 竹島地区干潟で敷網2カ所設置し、稚貝の流出抑制と成長に効果が認められた。 「豊かな干潟の再生を目指して」 広島県東部アサリ協議会 浦島地区 敷網により、アサリの生き残り、育成に効果があった。 砂の移動が大きい場所で、敷網が埋没するため、保護のため網袋を土手のように並べる試みを開始。 「稚貝の確保とその後の保護・育成」 前潟干潟研究会 広島県廿日市市 平成20年代前半から、敷網設置が一般化されている。 稚貝確保のため、稚貝が多く生息する干潟で、砂と一緒に網袋に入れ短期間保護育成する方法を実施。 |