| 木更津の干潟(盤州干潟)見学会報告 2026/05/18 NPO21世紀水倶楽部 亀田泰武 木更津海岸干潟見学は今年で16回目となる。見学会の参加者は、総数5名でNPO水倶楽部からは4名。集合は5月18日(月)9:00木更津駅西口出口で、世話役の活き活き東京湾研究会の大野さんに送っていただいた。 当日は新月で、干潮は11:35の潮位が−14cm、23:48の104cm。満潮は4:29の162cmと18:46の158cm。天気は薄曇り 干潟に降り最初に目についたのが去年同様、砂のとぐろで、これはタマシキゴカイ(通称クロムシ)が吐き出した砂。 調査は潮干狩り場の東隣の、貝が撒かれていないところから始めた。沖の方へ移動しつつ所々掘って調べた。岸からしばらくは貧相であった。キサゴ、マメコブシガニ、ヤドカリなどは存在していた。ツメタ貝卵塊のお椀もなかった。歩いていると時々海水が噴き出すことがあり、生きているマテ貝1個に遭遇し、マテ貝の殻もある程度あったので、マテ貝はある程度復活しているようである。 沖の方にしばらく歩いていくとコアマモが見られるようになり、アサリが出現しだした。移動中の3cmくらいだろうか小さいツメタ貝を見つけた。 ユーチューブ 移動するツメタ貝 3〜4百メートルくらいだろうかコアマモが大きく広がっていて、大きなアサリやシオフキがある程度存在。コアマモがアサリの生育に良いということを示している。ただし熊手操作2回に1回という程度。アサリの大きさはこの辺では普通3cm程度であるが約4cm程度と大きいのが大半で、稚貝が少ない。これは最近の定着が少ないことを示しているようである。去年ほどでないが黒っぽかった。調理すると同じように白部分が少ない茶色に。貝殻の中心である稚貝の頃に形成された部分は白の割合が高く、昨年も同様であった。また模様の断点が見られるものも同じように多かった。ここらあたりでツメタ貝のお椀も見え始めた 沖の方へ行くとコアマモが広く海面を覆うようになったが、アサリは少なかった。ツメタ貝卵塊のお椀は増えた。 今年3月の東京湾シンポジウムで、千葉県水産技術センターがコアマモを増やすことによってによってアサリを豊かにする旨の発表をしていた。コアマモの生えていない所に比べ、アサリの数が飛躍的に多いのは明らかであるが、定着の継続性や生息密度など考えると大規模に実施するには効率があまり良くない感がある。 |
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