琵琶湖疏水 | ||
2003/1/15、05/4/16、06/9/24,08/12/13改訂 |
||
山に沿って走る琵琶湖疏水(山科付近) |
琵琶湖から京都に導水する琵琶湖疏水水は、琵琶湖と宇治川を結ぶ舟運を開き,同時に動力(水車),かんがい,防火などに利用して,京都の産業を振興しようとして、明治時代に計画、建設されました。明治23年に完成して以来、百年以上にわたり京都に琵琶湖の水を運びつづけています。この疏水の完成により、水力発電で新しい工場が生まれ、電車が走り、京都は活力を取り戻していったそうです。また疏水を利用して船による物資の運搬を行うためインクラインなども完成しました。 琵琶湖疏水は第1疏水と第2疏水があり、第2疏水は全線トンネルのため見ることはできません。 第1疏水は琵琶湖から京都蹴上まで至る総延長が8.7km、内トンネル3.4kmの水路です。その流量は毎秒8.35立方メートル(日量72万立方メートル)で,大津市観音寺の始点から三井寺の長等山をトンネルで抜け,山科北部の山麓をめぐり蹴上に出ます。 水路閣 蹴上で分水された疏水は北に流れます 北上する疏水 哲学の道、今出川通りを通って。桜の名所です インクライン
|