四万十川紀行まとめ 2009.5/2011.6            はじめに 各地の風景
今回の紀行のまとめ
1,訪問したのは2009年5月24,25日

2,4月5月と降雨が少なく、流量は渇水流量毎秒15tを下回っている感じであった。

 注)5/24は22.9t/sec、5/25は20.6t/secでした。2009年の渇水流量は19.6t/sec。

3,このことは天候によって水量が影響を受けやすい川ということを示している。

4,我が国には珍しく、河床勾配が緩く、蛇行を繰り返しているので、水流はそれほど速くなく、水棲生物にはやさしい川と考える

5,赤鉄橋少し上流では川底に藻がけっこう厚く生えているなど、貧栄養の川ではないといえる。汚水衛生処理率が5割で衛生上の課題を抱えている。

6,川の中いたるところに手長エビ、モクズ蟹などの仕掛けが置かれていて、標識の浮きにペットボトル等使用。乱獲で生物量が激減しているよう。生物量の確保が課題である










平年の2/3と降雨の少なかった2005年、具同(観測所)では渇水流量15t/秒より少ない日が168日、10t/秒より少ない日が82日もあった。この年の最小流量は3.9t 
 −国土交通省水文水質データベース−